こんにちは、ぴーです。
いよいよ、ノルウェーへの留学まで1ヶ月を切りました!
今後はノルウェー留学に関する記事も連載して書いていけたらと思い、まず最初はノルウェー留学に向けた滞在許可証の申請についてまとめたいと思います。
滞在許可証申請の概要
ノルウェーは、90日以上の就労または滞在をする場合に滞在許可が必要となります。
留学の場合は、留学先大学等から発行される「入学許可書」が必要となります。
そのため、実際にはこの書類を入手してから滞在許可証の申請ができる、ということになります。
私の場合は、5月20日頃に「入学許可書」を取得し、その後すぐにUDI(The Norwegian Directorate of Immigration: ノルウェー移民局)への申請を開始しました。
大まかな流れとしては、UDIに登録をして申請を行う→必要書類を集める→ノルウェービザ申請センターへ書類を提出する→結果を待つといった感じです。
申請から結果が届くまで、約1ヶ月と数日間でした。意外とスムーズでした!
注意点として、滞在許可の申請自体に10万円程度かかるということと、十分な資金の証明が必要※であるということです。
つまり、留学について何かしらの奨学金や支援金が入っていない状態でも、お金に余裕がないといけません。
※NOK13,790/月相当、1年間の滞在の場合NOK151,690、半期の滞在の場合NOK68,950(秋)またはNOK82,740NOK(春)の証明が必要です(2024年6月現在)。
滞在許可証の申請方法
ステップ① UDIに登録し申請を済ませる
まず、UDI(The Norwegian Directorate of Immigration: ノルウェー移民局)に登録をします。
サイトに行ったら、「Want to apply」をクリックします。
「Fill in」に“Japan”と入力して次に進むと、どの種類の滞在許可を申請するかを選択する画面になります。
交換留学の場合、「Study permit」を選択します。
その後は、ガイドに沿って該当する項目を選択していき、application formの入力を進めていきます。
入力を終え、クレジットカードで申請料(5,400NOK=約79,180円)を支払うとウェブ上の操作は完了です。
ステップ② 提出書類を揃える
申請完了画面(Receipt)に表示される、「document overview」のチェックリストに沿って提出書類を集めます。
交換留学のための滞在許可申請に必要な書類は以下の通りです。
- パスポートのコピー
- パスポートサイズの写真(背景は白)
- 留学先大学の入学許可証
- 経済状況の証明
- 大学の授業料の証明書(必要時)
- ノルウェーでの居住地に関する書類
- 署名済みの申請書(Sign your application)
- チェック済みのチェックリスト(document overview)
これらの書類のうち、私が準備に迷った②と④のみ詳しく説明しておきます。
②パスポートサイズの写真
パスポートサイズの写真は、幅: 35mm 高さ: 45mmで背景が白のものを用意する必要があります。
証明写真機で撮影したり、スマホで撮影してプリントしても大丈夫です。
しかし、私は自分で用意してダメだったら嫌だなと思いビザ申請センターで撮影してもらうことにしました。
ビザ申請センターで撮影の場合は約1,000円がかかります。
サイズと背景さえ規定通りであれば大丈夫ですので、自分で用意できる場合はその方が数百円は安上がりです。
④経済状況の証明
私は秋の1セメスターの滞在予定なので、NOK68,950(約100万円)の証明が必要でした。
証明方法は預金のみではなく、奨学金や現地でのパートタイム就労契約書と組み合わせることができます。
預金証明の場合、日本の銀行で英文の残高証明を発行してもらう方法と、ノルウェーの大学が用意した口座に送金して証明する方法があります。
私の場合、現地の寮費をノルウェーの大学が用意した口座から引き落とす予定だったので、まとまった金額を送金して証明書を発行してもらいました。
預金証明について日本の銀行でもノルウェーの銀行でも良いみたいですが、為替の変動があるので日本円での証明の場合は余裕を持って証明できる方が良いと思います。
口座にお金がない!という方は、両親などに一度自分の口座に振り込みをしてもらって証明をしてもらった人もいました。
私の場合、いったんNOK54,000くらいを送金して証明書をもらい、不足する分については大学に発行してもらった奨学金の英文証明書を合わせて提出しました。
日本の口座からノルウェーの口座にお金を送る海外送金には、「Wise」を利用しました。
手数料が安く、対応も早かったので特に問題なく送金ができました。
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ステップ③ ビザ申請センターへ書類を提出する
書類が揃ったら、東京のビザ申請センターへ書類を提出します。
VFS. GLOBALから、登録をして入力を済ませると予約時間を選択できます。
あとは、予約した時間にビザ申請センターへ書類とパスポートを持参します。
ちなみに、ノルウェーのビザ申請センターは2024年5月から都営大江戸線「築地市場駅」または JR山手線 「新橋駅」が最寄りの「浜離宮パークサイドプレイス」の8階となっています。
予約時間に到着しましたが、すでに数名の方が待っていて建物に入ってから出るまで、トータルで2時間くらいかかりました。
提出した書類とパスポートを預け、それが北京のノルウェー大使館に送られ、申請が承認されたら手元に戻ってくるという流れです。
申請結果とパスポートは、後日ビザ申請センターに直接取りに行くか、自宅に送ってもらうかを選択できます。私は約2,200円で郵送をお願いしました。
最後にVFSの手数料として11,700円、証明写真と郵送料金を合計して約15,000円を当日に支払いました。支払いは、クレジットカードが利用可能です。
また、センター内では英語の面接があるとの情報がありましたが、実際は全て日本語のやりとりで完結しました!
申請結果の受け取り
ビザ申請センターへの申請が終わり、提出物が北京に送付されると、VFS GLOBALからメールが届きます。
私の場合は当日中にメールが届きました。
申請の20日後に、パスポートと審査結果が東京のセンターに戻ってきたとの連絡がありました。
その連絡があって3日後くらいに、審査結果とパスポートがポストに投函されていました。
結果を受け取った後は、現地で警察署の予約を取って手続きを完了する必要があります。UDIのサイトで予約することができます。
私の場合は、留学先の大学が他の留学生とまとめて予約を手配してくれる予定なので、大学からの連絡を待っている状況です。
まとめ:滞在許可の申請は早めに、余裕を持って進めよう!
以上、私がノルウェーの滞在許可申請のために行ったことについてまとめました。
ノルウェーはそこまでメジャーな留学先ではないと思うので、他の方のブログや体験談を参考にしながら進めました。
東京のビザ申請センターに申請をしてから結果を受け取るまでには1ヶ月もかかりませんでしたが、時期によって前後するようです。
できれば早めに準備をしておくのが良いと思います。
また、申請自体にもお金がかかりますし、100万円以上の経済状況の証明が必要となります。
お金にも余裕を持っておくことが重要だと実感しました。
用意をする書類も同じ北欧諸国でも異なる部分があるので、情報収集は早め早めにしておきましょう!