大学院で何をするのか?私が看護研究をする理由

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こんにちは、ぴーです。

私は3年間働いていた職場を辞め、大学院に進学をしました。

そんな私に、周りの人からはよく

「大学院に行って何するの?」

「大学院に行ったら、何かになれるの?」

と聞かれます。

看護師の大学院進学って、大学自体は増えてきたもののそんなに一般的じゃないですよね。

そこで今回は、私が大学院でやっていることと、研究をする理由について解説したいと思います!

この記事はこんな方におすすめです。

  • 看護師が大学院でできることについて知りたい
  • 研究って何をするのか知りたい
  • 看護師としてスキルアップしたい
目次

私が大学院でやっていること

私は、今年の4月から看護大学院に進学して2ヶ月が経ちました。

ここからは、私がこの数ヶ月で、大学院でやっていることについてご紹介します。

授業への参加

大学院では、研究をするだけではなく、色々な授業を受けることができます。

例えば、私はこのような授業を受講しています。

  • ネイティブ講師による英語の授業
  • 看護理論
  • 国際看護
  • 哲学
  • 研究方法論

各授業は、大学生の頃の授業とは違い、プレゼンテーションディスカッションをし合うことが多いです。

プレゼンテーションでは、あるテーマについて調べて自分の考えをわかりやすく発表します。

Zoomでのオンライン授業のイメージ

現在はZOOMでの授業がほとんどなので、オンライン上で画面共有をして行います。

英語の授業では海外の生徒もいて、かなり刺激をもらっています(笑)

この他にも、興味があれば他の領域の授業を履修することもできますよ。

研究に向けたゼミ

大学院では、指導教員の指導のもと、研究を行います。

研究は、下のようなステップで進めていきます。

  1. 研究テーマを決める
  2. 研究テーマに関する文献を読み、目的を定める ←私は今ここです
  3. 研究方法を検討する
  4. 倫理審査をする
  5. 調査をする
  6. 結果を分析して論文にまとめる

このステップは、自分だけではなく、教授や他の学生と一緒に進めていきます。

それがゼミというもので、少人数で1〜2週間に1回、研究の進捗状況について発表します。

そして私は現在、研究テーマに関する論文を読んでいるところです。

日本のものだけでなく、英和辞書を片手に、海外の論文も読んでいきます・・・。

ゼミでは、他の人の研究を聞くことができたり、大学の学部生と関わることもできるので色々な発見があります!

看護学生の指導

大学院生は、TA(ティーチング・アシスタント)として教員の補助という形でアルバイトができます。

仕事内容は、大学生の授業のサポートや、実習指導です。

授業中に、授業内容と結びつけて看護経験を話したり、出欠をとったりします。

時給はそんなに高くないですが、将来的に教育経験としての経歴になるそうです。

私は大学2、3年生の授業に参加していますが、改めて授業を聞いたり、学生の話を聞いたりすると初心にかえります(笑)

そして、現在はやはりオンライン授業が多いのでTAは在宅ワークになっています。

実習指導はこれからなのですが、臨床経験が3年なので知識に不安アリです。

でも、きっと違う視点から学ぶことができるので、楽しみです!

私にとっての研究する意味

自分にしかできないことがしたい

好きなことができたら幸せですよね

私は大学入学時から自分の興味があることを深めたいと思っていたので、ある程度働いたら進学をするつもりでした。

無事大学を卒業し、看護師として病院で働きましたが、その病院では「大学院への進学」は卒後5年以上経たないと援助は受けられないようでした。

この援助というのは、病院が必要な認定看護師養成大学院への進学に支援金や休暇を与えてくれるものです。

2年ほど働いた頃、「私は指示される人の中の一人じゃなくて、私のできることを探したい。行動は若い方が体力や吸収が良いに決まっている。」と思うようになりました。

私はその頃には興味のあるテーマがあったので、決めてからすぐに大学院を受験することになりました。

私は、研究とは、ある事柄の疑問について調査して、そこでは何が起こっているのか追求することであると考えています。

「ある事柄」について疑問に感じることって、ある意味自分しかできないことなんじゃないかと思います。

もちろん、その前にはたくさんの人がたくさんの知識を積み上げています。

しかし、それでも医療や看護には100%正しいことなんてなく、知られていないこともたくさんあります。

自分の調べて考えたことが役に立つかもしれないなんて、とっても夢があるな!と思ったのです。

目の前のことに流されたくない

医療の現場って、すごーく特殊なんです。

だから、普通の人が「え!?」と思うことも当たり前に行われていることがあるんです。

看護師として働いているうちに、感覚が麻痺してきて、今まで嫌だと思っていたことに何も感じなくなる自分がいました。

ずっと同じところで仕事をするのは、良い意味では慣れ、悪い意味では流されてしまいます。

そんな意味でも、「この患者さんへの対応ってこれでいいのか?」ということに注目して探究する必要があると思うのです。

研究をする上では、「クリティカル・シンキング」が必要で、「誰かの言っていることが本当かどうか」について批判的に議論をします。

そういった考えが身に付くのも、広い意味で研究をするメリットだと思います。

まとめ:卒業後について

周りの人によく聞かれる、大学院を卒業した後についてです。

私は、卒後も研究を続けていきたいと思っています。

現在は、色々な社会問題もあって、看護の領域の研究がかなり重要視されています。

そのため、看護研究の将来性は努力次第で、いくらでも可能性がある思います。

今は研究や勉強に専念して、将来も教育や研究に関わっていけるような人になりたいです!

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