【初受験】IELTSを受験するまでの対策と実際に受験をした感想

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こんにちは、ぴーです。

先日、人生で初めてIELTSを受験してきました。

初めて4技能を測定する試験を受けたのでドキドキで緊張しましたが、なんとか全ての試験を終えることができました。

この記事では、私がIELTSを受験した感想をまとめておきたいと思います。

この記事がおすすめな人
  • 初めてIELTSを受験した人の感想が知りたい
  • 中級者レベルの人がIELTSを受験するとどれくらいできるのか気になる
  • IELTSの受験に向けておすすめの参考書や教材が知りたい
目次

私の英語勉強歴とレベル

まず、私の英語勉強歴とレベルについてお話しておきたいと思います。

  • 大学入学時:看護学科に入学。センター試験で英語は7〜8割くらいで結構得意だった。でもTOEICは500点くらい。
  • 大学在学中:留学に憧れていたものの経済的な理由で断念。TOEIC受験に向けて英語を勉強したりやめたり。TOEICは相変わらず500点くらい。オンライン英会話(ネイティブキャンプ)を1ヶ月だけやっていた。
  • 社会人1〜3年目:「いつか海外に行きたい」という気持ちで英語の勉強はなんとなく続ける。大学院受験をすることになり、真面目に取り組むようになる。英語力はCEFR:A2(基礎レベル)くらい。受験に向けて、オンライン英会話(レアジョブ)を1ヶ月毎日やっていた。
  • 大学院(修士):「大学院在学中に留学したい」という気持ちで英語に真剣に取り組み始める。TOEIC680点取得。オンライン留学をしてCASEC:724点(TOEIC換算725点)取得。
  • 大学院(博士):交換留学のためにIELTS:over all 6.5を目指すことになり、さらに本気で勉強を開始。IELTS受験に向けて参考書で勉強。ネイティブ講師とのオンライン英会話(Cambly)で試験に向けてレッスンを受ける。IELTSを初めて受験(今ココ!)

これを見ると、英語を勉強している期間は長いけど、レベルアップは少しずつ…ということがわかりますね。

大学時代から英語は好きで、「いつか話せるようになりたい」と思いつつも、具体的な目標がなかったため積極的に試験を受けることはありませんでした

しかし、大学院に入学して留学が現実的になってきたため、今現在のように本気で取り組み始めた感じですね。

自分的には、「相手の言っていることは7割くらいわかるし簡単な日常会話はできるけど、積極的なコミュニケーションは難しい」と感じていました。

ちなみに、2023年6月に大学で受験したIELTS模試では、L:7.0 R:6.5 W:5.0でした!

IELTS初受験までにやっていたこと

私がIELTS対策を本気で始めたのは、約3ヶ月前からでした。

それより前から、IELTS用の単語帳やアプリで単語学習を数ヶ月継続はしていました。

本気で取り組み始めた時からやっていたことは主に以下の4点です。

  • IELTS公式問題集
  • 「セルフスタディIELTS完全攻略」シリーズ
  • ネイティブ講師とのオンライン英会話「Cambly」
  • Atsueigo「発音マスタークラス」とアプリ「ELSA」

①IELTS公式問題集

まず、「IELTS公式問題集」は絶対にやった方が良いと聞き、最新のものから2冊購入しました。

Listeningは問題を解いてシャドーイングをしたり、Readingは問題を解いてから精読をしたりしていました。

個人的にWritingやSpeakingは公式問題集では学習しづらく、他の参考書を使っていました。

②「セルフスタディIELTS 完全攻略」シリーズ

日本語でIELTSの問題を解説してくれる参考書として、「セルフスタディIELTS 完全攻略」シリーズを使っています。

最初は4技能が網羅されているものを使って各テストの概要をつかんでいました。

この参考書は特に、WirtingのサンプルエッセイやSpeakingのサンプルがあったのが良かったです。

しかし、Speakingの対策のためにはもっと色々なトピックを詳しく解説した参考書が必要だと思いました。

そこで、試験当日の数日前に発売された「セルフスタディIELTS完全攻略スピーキング」を購入。

試験間近でしたが、トピックごと(仕事や学業・趣味・住まい等)の最重要事項がわかりやすく書かれていてとても良かったです。

③オンライン英会話「Cambly」

IELTSのSpeakingテストはネイティブスピーカーによって行われます。

今まで私は「ネイティブキャンプ」や「レアジョブ英会話」でフィリピン講師とのレッスンをしていたことがありました。

しかし、IELTS対策のためにはネイティブスピーカーのみが在籍する「Cambly」を選択しました。

イギリス、オーストラリア、アメリカなどのネイティブスピーカーとIELTS対策教材でレッスンをしました。

フィリピン講師とのレッスンと違って良かったのは、発音にとても注意を払ってくれることです。

フィリピン講師は英語を第二言語として学んでいるので日本人の発音も予想して聞き取ってくれるのですが、ネイティブ講師はそうではありません。

「何て言ったの!?」と言われることが多く、自分の発音じゃ伝わらないんだ!と気づくことができました。

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④「発音マスターコース」と「ELSA」

ネイティブ講師とのレッスンで、「発音がやばい!」と焦り、本格的に発音記号を覚えないといけないと思いました。

そこで、英語YouTuberのAtsuさんの「発音マスタークラス」を購入。

発音記号や強勢、イントネーション、音のつながりなど、自己学習がしにくい発音の知識が深く、わかりやすく解説されていました。

さらに、発音特化アプリ「ELSA」をサブスクライブしました。

AIを搭載したアプリで、自分がどれくらい正しく発音できているかを確認し、練習をすることができます。

「発音マスタークラス」で知識をインプットし、「ELSA」で練習をする、というのをやっていました。

私は、”th”や”a”の発音が上手くできていなかったので、知識として理解することでリスニング力も上がった気がします。

テスト当日の感想と手応え

いよいよテスト当日。

8時に集合して9時ごろから試験が始まりました。

IELTSを受験してビックリしたのは、セキュリティがとても厳しいことでした。

試験会場には、ラベルを外したお水(お茶ダメ)、鉛筆、消しゴム、パスポートしか持ち込めません。

しかも、会場に入る前には顔写真を撮影して指紋認証をしました。

テスト中は、3技能(Listening, Reading, Listening)の試験中は合間に休憩時間がなく、もし行くならばReadingかWritingの試験中となります。

このように持ち込むものや行動に制限がかかるので、かなりコンディションを整えていかないと耐えられない試験だなぁと思いました。

ちなみに私が受験した試験日、4技能の順番はWriting→Listening→Reading→Speakingという順番でした。

Writing

予想スコア:5.5

Writingは対策が足りていないのは自覚していましたが、当日は問題自体がそこまで難しくはありませんでした。

Part1は20分間で終わらず、130字程度書いたところでストップしてPart2へいきました。

Part2は「問題の原因と解決方法」に関するエッセイでした。

250字程度書けたのですが、「原因」を述べて満足してしまい、気づいた時には時間がなく、「解決方法」は2〜3行で済ませてしまいました…。

とにかく結論を書くことが重要であるとわかっていたので、そこはしっかりと書きました。

Reading

予想スコア:6.5

Readingはある程度時間通り(1パート20分間)解くことができたと思います。

ただ、私は段落ごとにHeading(題目)をつける問題が苦手で、その正答率には自信がありません…。

正直どれくらい答えることができたか忘れてしまったので、模試の点数であった6.5が取れているといいな、と思っています。

Listening

予想スコア:6.5〜7.0

問題自体は大体できた感覚がありますが、スペルミスをいくつかしている気がします。

模試では7.0だったので、同じくらいかそれより少し下かな〜という感じです。

ちなみにIELTSのリスニングって、何度かやって慣れるとそこまで難しくないと思います。

だからこそ、スペルミスで点数を落とさないように対策が必要ですね…。

Speaking

予想スコア:5.5

今回、初めて対面でSpeakingのテストを受けました。

私が一番緊張していたのはSpeakingで、実際にかなり緊張しました…。

Part1では質問が2つほど聞き取れず、2度聞いてわからなかったものはスキップとなってしまいました。

Part2では聞かれていることと答えたことにズレがあったと思います…。

Part3は悪くないかな、という感じです。

ただ!IELTSのSpeakingではaccuracy(正確さ)が重要なのに、プチパニックで文法をかなり無視して話してしまった自覚があります…。

また、事前に覚えていたフレーズもなかなか出てこず、同じような単語ばかり使ってしまいました。

ただ、ある程度話すことはできたかな、という気はするので5.5あれば良いかな、と思っています。

まとめ:何はともあれ初受験を無事終えられて良かった!

とても緊張して挑み、反省点も多いIELTSの初受験でしたが、ひとまず終えられて良かったです。

受験の数ヶ月前から一生懸命公式問題集をやっていましたが、今思うと基本的な文法や発音の知識をつけることにウェイトを置いても良かったかな、と思います。

IELTSのListeningとReadingはそこまで難しいわけではないので、基礎を固めつつSpeakingとWiritingの対策に力を入れるのが良いと気が付きました。

私は交換留学の申請が3ヶ月後にあるので、それまでにもう一度受験をするつもりです。

今回受験した経験を踏まえて、目標スコアを取れるように頑張りたいと思います。

採点結果が開示されたら、また記事を更新したいと思います。

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