大学・大学院のゼミで発表するときの緊張・不安を和らげるコツ

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大学のゼミで発表があるけどすごい緊張する…。みんなの前で話すのが苦手だし、失敗しないか不安!

大学や大学院のゼミでは、発表やプレゼンテーションをする機会がありますよね。

私は現役の大学院生で、月に1回はゼミや研究会があり、10〜50人くらいの前でプレゼンテーションをしています。

今でも発表前日は緊張するのですが、だんだん緊張や不安を和らげるコツをつかんできました。

そこで、この記事では大学・大学院のゼミで発表するときの緊張・不安を少しでも和らげるコツについてお話します。

目次

なぜ、発表やプレゼンテーションの前に緊張や不安を感じるのか?

なぜ、発表やプレゼンテーションは緊張するのでしょうか。

私も発表をする時はよく緊張するのですが、その理由は以下の3点です。

① もともと大勢の人の前で話すことが苦手

大勢の人の前で話をすることは、多くの人にとって挑戦的な経験ですよね。

自分にだけ視線が集まり、評価されるというプレッシャーから緊張を感じることは普通のことです。

私も、もともと大勢の人の前で話すことは得意ではありません。いくら準備をしていても、いざ知らない人がたくさんいる場所でプレゼンテーションをする時は声が震えてしまうくらいです…。

② 参加者のリアクションを想像して不安になる

発表をする際、自分の発表内容やプレゼンテーションのスタイルが、聴衆にどう思われるか気になりますよね。

私も、「伝えたいことがちゃんと伝わるだろうか」「こんな内容で薄っぺらいと思われないかな…」と不安になることがよくあります。

③ 発表内容について自信がない

発表内容に自信がない場合、緊張や不安が強くなる傾向があります。

特に、準備期間が短く十分に発表内容を練り込めていない時なんかは、鋭いツッコミをされそうでとても緊張します。

きちんと準備をした上で、自信をもって発表することが大事です。

いかがでしょうか?

「私は人前で発表することなんて全然緊張しません!」という人以外は、以上のような理由で緊張や不安を感じる人は多いのではないでしょうか。

ここからは、発表前の緊張・不安を軽減するコツと考え方についてご紹介します。

緊張・不安を軽減するコツと考え方

発表やプレゼンテーションは、必要以上に緊張したり不安に思ってしまうとうまくいきません。

緊張・不安を軽減する方法として、ここでは4つご紹介します。

発表前の緊張・不安を軽減するには?

① 十分に準備をする

② 完璧を目指さない

③ 「“これぐらい”で実験をしてみる」という気持ちで挑む

④ 前日は意識的にリラックスをする

① 十分に準備をする

発表内容について、自信をもっていないと緊張してしまう、ということは最初にお話しました。

自信をもつためには、十分に準備をすることが大切です。

まずは、発表日までの期間を計算し、どれくらいの時間をつかってどのような内容にしていくか、計画をたてましょう。

内容については、発表の種類や目的、誰にきいてもらうのかによって変わってくると思います。

準備にかける時間は、仕事や学業、他の用事などを除いて、まとまった時間がどれくらいとれるのかを考えましょう。

あまりざっくりとした計画だと、思うように進まないことがあります。

発表の数日前には推敲や見直しができるくらいが理想だと思います。

② 完璧を目指さない

十分に準備をするのは大事ですが、完璧をめざす必要はありません。

もちろん、完璧になるくらいまで完成度を高めるのは素晴らしいことです。

でも、本当に完璧をめざしてしまうと、いつまでたっても「これで大丈夫だ」という自信が得られません。

100%完璧をめざしてしまうと、いくらでも欠点がでてきて「こう思われたらどうしよう」「あれがうまくいかなかったらどうしよう」という不安が尽きなくなってしまいます。

大切なことは、限られた時間内で、自分のできる範囲で努力して準備をすることです。

聴衆にとってわかりやすいように、資料の体裁を整えたり練習をすることは必要ですが、100%でなくて大丈夫です。

③ 「“これぐらい”で実験をしてみる」という気持ちで挑む

これも完璧をめざさないことと似ていますが、「これくらいの準備をするとどのような結果になるかな?」という気持ちで挑むとラクになります。

実際に誰かの前で発表をすると、何かしらの反応がかえってきますよね。

聴衆の表情だったり、質問だったり、感想だったり…。

それは、発表をしてみないとわからないことです。

自分にとっては良いと思っていたことが、意外とみんなにとってはそうではないことはよくあります。

こうした経験を通して、「じゃあ次はここを改善してみよう」と思えればいいのです。

「毎回実験をしているんだ」くらいの気持ちでいると、その時の1回を成功させなければいけないプレッシャーから解放されます。

そして、こういう気持ちで物事に挑んでいると、たとえ自分の実力が追いついていない場での発表にもチャレンジすることができるようになります。

④ 前日は意識的にリラックスをする

重要な日の前日は当日のことを考えてとても不安になると思います。

「あんなこと言われたらどうしよう」「失敗したらどうしよう」「できないやつだと思われたらやだな」・・・

こういう時は、「自分は今当日のことを考えて不安なんだ。かわいそうだからいたわってあげよう」と考えてみましょう。

緊張や不安は、何かを成し遂げるために必要なものですが、必要以上にあると体に毒になってしまいます。

前日は不安や緊張が高まるんだということを前提に、意識して体をリラックスさせてあげると当日のパフォーマンスも上がります。

私は、大事な日の前日は発表やプレゼンテーションの最終確認をしたら、それは一度忘れて他のことをします。

例えば、ジムで運動したり、サウナに入って汗を流すと夜はとてもよく眠れます。

他には、寝る前にストレッチをしたり、好きな本をゆっくり読んだり、瞑想をしてみたり…。

自分がどんなことをするとリラックスできるか?今この時間をゆっくり過ごせるか?考えてみましょう。

発表やプレゼンテーションは成長のチャンス!

いかがだったでしょうか。

大学生や大学院生の場合、ゼミだけではなく研究会や学会で発表する機会もあると思います。

色々な場所で発表やプレゼンテーションをすると、その経験を通して成長することができます。

緊張や不安とうまく付き合いながら、しっかりと準備をして、適度な緊張感の中で発表できるようにしたいものですね。

ちなみに、私は人よりも色々と気にしてしまう性格で、緊張や不安がある時は水島広子さん著の『つい、「気にしすぎ」てしまう人へ』という本を読んでいます。

何度も読み返すくらい、読むとホッとできる本なのでオススメです!

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