こんにちは。ぴーです。
去年の4月に大学院に入学して、早くも10ヶ月経ちました。
修士1年の後期もほとんど終了しました。
今日は、私の修士1年間を振り返ってみたいと思います。
この記事は、こんな方のお役に立てれば嬉しいです。
- 大学院生の普段の過ごし方が知りたい
- 働きながら通えるのか知りたい
では、早速見ていきましょう!
大学院生としての生活
まず、大まかな1週間のスケジュールをご紹介したいと思います。
曜日 | 授業・仕事など、1日の過ごし方 |
月 | 9:00〜12:00 授業・ゼミの準備、勉強 14:00〜19:00 パート |
火 | 9:00〜12:00 大学の図書館で勉強 13:00〜14:00 教授と面談 18:00〜21:00 研究室のゼミ(オンラインor対面) |
水 | 9:00〜12:00 授業・ゼミの準備、勉強 14:00〜19:00 パート |
木 | 9:00〜16:00 授業・ゼミの準備、勉強 18:00〜19:30 授業(オンライン) |
金 | 9:00〜16:00 授業・ゼミの準備、勉強 18:00〜21:00 授業(オンラインor対面) |
土 | 9:00〜13:00 パート 13:00〜17:00 学会へ参加(オンライン) |
日 | 休み |
このような感じです!
結構、時間の余裕はあるように見えますかね。
授業の準備や研究活動をしているとあっという間に時間は過ぎてしまうのです・・・。
ちなみに、私は看護師としてクリニックで週2~3回のパートをしています。
過ごし方の一つ一つについて、詳しく見ていきましょう。
① 授業・ゼミの準備
まず、授業の準備についてです。
大学院の授業やゼミでは、プレゼンテーションを行うことが多いです。
このプレゼンテーションでは、あるテーマについてまとめたり、自分の研究の進捗を報告します。
事前準備として、基本的には書籍や論文で情報収集→Wordなどにまとめて原稿を作る→(必要時)パワーポイントを作成する→制限時間内で発表できるように練習をします。
私は、英語でのプレゼンテーションや、哲学書等の難解な書籍の内容を発表するときは、大体2週間〜3週間かけて準備をします。
他には、授業でレポート課題が出ることもあります。
レポートについても、プレゼンテーションの準備のように情報収集をしてまとめるという作業をします。
授業のある期間は、使える時間を授業やゼミの準備にあてていることが多いです。
② 大学の図書館で勉強
私は週に1回くらい、大学の図書館に行きます。
ほとんどの授業がオンラインとなっているのですが、それでも教授との面談や対面授業の前には、早めに大学に行って準備をします。
私の大学の図書館には個室のスペースもあり、自分のノートPCで集中して作業ができます。
あと、資料の数もかなり多いので、まとめて本を借りてきたりします。
ただ、家で過ごすことに慣れ過ぎてしまっていて、最近は大学に足を運ぶのにはエネルギーがいりますね・・・(笑)
③ 教授との面談
大学院では研究活動をします。
研究をするにあたって、研究テーマを決める→先行研究を読む→研究計画書を作成する→研究倫理審査申請→研究協力施設を探す→研究データ収集開始・・・と、一つ一つステップを踏んでいきます。
この一つ一つのステップは、指導教員の指導を受けながら進めていきます。
例えば研究テーマを決める段階では、自分の経験や考えをまとめた後、教授とアポイントをとって面接をして、アドバイスをもらいます。
そして、次のステップへ進んでいく・・・という感じです。
私は、教授とは月に1〜2回面談をしてもらい、研究活動を進めています。
この面談では、研究内容の指導をしてもらう以外にも、私は今後の進路などの相談をしたり、雑談をしたりもします。
大学の頃のように、たくさんの中の学生の1人としてではなく、1対1で密に相談をしながら研究をすすめていきますよ。
④ 研究室のゼミ
私の研究室では、毎週火曜日の夕方から夜にかけて、修士・博士の学生、修了生、教員が集まるゼミを行っています。
ここでは学生が司会をしながら、1人ずつ90分間を使って発表・質疑応答をしていきます。
発表内容は、研究の進捗の報告、学会誌への投稿に向けた発表、論文審査会に向けた練習など、それぞれの学生が好きなように発表できます。
このように定期的なゼミをしていない研究室があるので、もし大学院に入学する時はどのようにゼミをしているのか確認しても良いと思います!
⑤ 学会への参加
最近は、学会や勉強会がオンラインで開催されています。
中には無料のものもあるので、参加しようと思えば結構な頻度で参加できると思います。
私は、大学が立ち上げている研究会と、興味のある学会に時々参加しています。
私は大体月に1〜2回、土日に開催される学会に参加していることが多いです。
学会では、まだ発表はしたことがないので、基本的に聴講している側です。
人によっては、学部生の時の論文を投稿して発表している人もいます。
私も修士2年になったら、発表する機会が出てくると思います。
学会発表は、研究者や教員としての実績になるので積極的にやっていくのが大切ですよ!
⑥ パート、仕事
私は週2回くらい、片道40分くらいのクリニックでパートをしています。
勤務時間は、1回につき4時間くらいなので、そんなに支障はありません。
パートの日は、できるだけ早めに起きて、やるべきことを済ませてから仕事に行くようにしています。
また、大学で時々実習指導教員として仕事をしたり、TA(ティーチング・アシスタント)として教授の補助業務をすることがあります。
夏や春など、長期休暇の際には、1日の派遣のバイトもしたりしています。
⑦ 休みの日
基本的に日曜日は休日としてゆっくり過ごすようにしています。
家事をしたり、出かけたりしています。
ただ、提出や発表の日が迫っている時には、準備をする時もありますね。
まとめ:大学院は働きながら通える?計画的に過ごすのが大事!
以上、看護大学院生の私の過ごし方についてお話してきました。
私の周りの人の中には、フルタイムの仕事をしながら大学院に通う人と、仕事を辞めて研究に専念している人が3:2くらいの印象です。
結論から言うと、大学院には働きながら通うことは可能です。
しかし、職場の理解を得ることができるかどうかが非常に重要になります。
授業は夕方からのものは多いですが、授業の日は夜勤を外してもらわないといけません。
また、もしインタビューなどの質的な研究をしたい場合には、研究対象者との日程調整が必要になります。
修士課程は、今後のキャリアのために2年間と短い間でどれだけ質の高い論文を書くことができるかが大事になると思います。
最低限のことをやっておけば卒業はできますが、せっかく大学院で学ぶからには、目一杯勉強して、将来に役立てる研究ができると良いんじゃないかと思います。
そして、働きながらでもそうでないにしても、自分でスケジュール管理して研究を進めていかなくてはなりません。
なので、進学前には「どれだけ自分を律して過ごすことができるか?」ということを考えて、仕事を続けるか辞めるか考えるといいと思います。
私はスケジュール帳を活用して、1週間、1ヶ月単位で目標を決めて、1日1日何をすれば良いかチェックしながら過ごしています。
大学での勉強以外にも、英語の学習をしたり、お金、副業の勉強も少しずつしています。
学生だからこそある時間を、有意義に使って過ごしたいと思っています。
以上、看護大学院生の過ごし方について、私の視点からまとめました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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